記憶の定着に関する科学的なお話、今日はアクティブリコールです。
この言葉は聞いたことがなくても、その内容を聞けば多少なりとも心当たりがあるかもしれません。
単語などをいくつか覚えた後に、英単語だけ見て日本語の意味をかくして、その意味を自分で考えてから答えを見る、という行為をしたことはありますよね。これがアクティブリコールの例になります。つまり、スモールテストして「なんだっけなー」と考え、そこで思い出せたり思い出せずに答えを見て「そうだったー」という一連の行為そのものがアクティブリコールなのです。一旦、短期記憶として格納した情報を何とか引っ張りだそうという行為がアクティブリコールであり、その繰り返しが脳に「この情報は重要だよ、繰り返し使うよ」と伝える行為にほかならず、長期記憶に移行するために重要な役割を果たすのです。
面白いのは、実際に思い出せた場合にも効果は高いですが、思い出せずに答えを見て「ああ、そうだった」となった場合も高い記憶定着効果がみられるというのが研究により証明されているそうです。
リピをはじめ、カード型の暗記ツールは、スモールテストを課すことでこのアクティブリコールを実現しています。誰でも、なかなか覚えられない単語がいくつかあるはずです。それでもリピ上で何度も間違えては「なんでこの単語覚えられないんだー」と毒づいているうちに、数日後には答えが出てくるようになり、いつの間にか間違わなくなってくることに気づくことがあるはずです。
この「反復」と「アクティブリコール」は、科学に基づいた記憶として定説であり、不可欠な要素と言えます。その効果は絶大です。是非、リピを使って単語暗記の効率アップを図ってください。
